皆さんは社内やプライベートでスピーチをすることになった際、原稿を書くのに悩んだ経験があるでしょうか?
今回の記事は、そんな悩みを解消する、スピーチの原稿が書けるようになる4つのステップを紹介します。
- この記事は以下のような人におすすめ!
- スピーチの原稿作りに時間がかかる
- 初めてスピーチの原稿を書く方
それでは、ステップ1から実践していきましょう。
ステップ1 ~マインドマップの作成~
ステップ1 ~マインドマップの作成~
原稿がうまく書けない人の特徴として、自分が伝えたいことが明確ではないことがあります。
まずは、自分が伝えたいことを明確にしていきましょう。
伝えたいことを明確にするだけで、文章を考えるのが簡単になります。
考える内容としては、以下のようになります。
- 最も伝えたいこと(結論)
- 誰に聞いてほしいか
- 具体的なエピソード
- まとめ(結論と同じ内容でもよい)
私は以下のように記述しています。

PCで記述していますが、紙に書いても大丈夫です。
ちなみに私が利用しているのは、XMindになります。
ステップ2 ~最も伝えたいこと(結論)を書く~
ステップ2 ~最も伝えたいこと(結論)を書く~
ここからは実際に文章を書きながら進めていただくのが良いかと思います。
まず、伝えたいこと(結論)を最初に記述します。
結論を最初に伝えることで、聞き手が話の内容が何についてなのかイメージしやすくなります。
以下の例のように、まずは結論を記述してみましょう。
例)「私が皆さんにお伝えしたいことは、〇〇です。」
「スピーチのテーマは、〇〇です。」
必ずしも結論から伝えなくても大丈夫ですが、先に結論を伝えておいたほうが聞き手が話に興味を示しやすくなります。
ポイント
スピーチの原稿の最初に結論をもってくる
ステップ3 ~具体的なエピソードを書く~
ステップ3 ~具体的なエピソードを書く~
ここからは、結論に紐づくエピソードを書いていきましょう。
マインドマップで書き出したエピソードをより具体的に記述していきます。
エピソードを記述する上で注意する点があります。
それは、3つ以上のエピソードは書かないことです。
例えば、スピーチのテーマが「自分の好きなことやモノ」だった場合で考えてみましょう。
「私が好きなことは〇〇です。今回は〇〇の素晴らしさをお伝えします。」(結論)
「なぜ〇〇が好きなったのかお話していきます。」
「〇〇を好きになったキッカケは5つあります。」
「1つ目は、〜〜です。」
省略
「5つ目は、〜〜です。」
エピソードをたくさん語られると、1つ目の内容など最初の方に話した内容は忘れられてしまいます。
エピソードに関しては、特に印象に残っているものを具体的に記述するようにしましょう。
ポイント
エピソードは書きすぎない。特に印象に残っているものを具体的に書く。
ステップ4 ~まとめ~
ステップ4 ~まとめ~
具体的なエピソードを話したあとは、今回のスピーチについてまとめを話すことで、より聞き手側に印象が残りやすくなります。
「私が好きなことは〇〇です。今回は〇〇の素晴らしさをお伝えします。」(結論)
「なぜ〇〇が好きなったのかお話していきます。」
「〇〇を好きになったキッカケは3つあります。」(エピソード)
「1つ目は、〜〜です。」
省略
「今回は、〇〇の素晴らしい点についてお伝えさせていただきました。このスピーチをキッカケに、みなさんが〇〇に興味を持っていただけたら幸いです」(まとめ)
最後にまとめとして、もう一度伝えたかったこと(結論)を話すことで、何を伝えたかったのかイメージしやすくなります。
最終的な形としては以下のようになります。
- 結論
- 結論に紐づくエピソード(最大3つまで)
- まとめ、結論
このように順序立てて書くことができれば、自分の伝えたいことが伝わりやすいスピーチの原稿が出来上がるのではないでしょうか。
ポイント
最後にまとめ、再度結論を話す
今回はスピーチ原稿の書き方について、お伝えしてきました。
いい内容の原稿を書けば話の内容は伝わりやすくなりますが、伝え方も重要です。
せっかくの良い内容も聞き手側に伝わりませんので、スピーチの練習も行いましょう。
スピーチの原稿を書くのに困った、どう書いたらいいのかわからなくなってしまった場合は、こちらの記事を参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。